夏に旬を迎える冬瓜、ダイエットや夏バテにも効果があると言われています。夏に積極的に食べたい野菜です。
でも、冬瓜って大きくて、1度に食べ切れませんよね。切ってしまった冬瓜は、冷蔵庫の中に入れても、すぐに痛んでしまいます。
そんな冬瓜を、上手に冷蔵庫や冷凍で保存する方法や、捨ててしまいがちな皮を活用する方法を紹介します。冷凍する時の、ちょっとした手間で、忙しい時の短時料理にもなるんですよ。
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カットした冬瓜の保存は冷蔵庫でどのくらい?
冬瓜は、スーパーでも1/2や1/4にカットされて売っていることが多いですよね。
でも、カットした冬瓜は、あまり長持ちしないんです。
切ってある冬瓜は、なるべく早く中のワタや種を取り除いてください。かっとした冬瓜は、ワタの部分から痛み出すんですよ。
ワタと種を取り除いて、そのままラップをするか、皮を剥いて料理に使いやすい大きさに切って、ポリ袋やジップロックに入れて、冷蔵庫に入れます。
ワタや種を取り除いても、冬瓜が冷蔵庫で保存できるのは、2~3日程度です。お店に並んでいた期間を考えると、早めに食べた方が安心ですよね。
すぐに、食べない時は、なるべく早く冷凍することをおすすめします。
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冬瓜を冷凍保存するときは下茹でが必要?
冬瓜は、冷凍して保存することが出来ます。ワタや種をとり、皮を剥いた冬瓜は、食べやすい大きさに切り、ジップロックに入れて、生のままで冷凍することができます。
また、下茹でしてから冷凍することもできます。冬瓜を透明になる位(7~10分)まで下ゆでしてから、冷凍すると、凍ったまま煮物などにいれられますので、料理の時短にもなりますよね。
更に、下茹でした冬瓜をスープで煮て、スープと一緒に冷凍することもできます。これなら、レンジで解凍するだけで食べられますので、1度に煮て小分けして冷凍しておけば、忙しい時には助かりますよね。
冬瓜は、冷凍してもあまり食感が変わらないので、冷凍に向いている食材なんですよ。
冷凍保存の場合、賞味期限は2~3ヶ月と言われています。しかし、冬瓜は95%が水分なので、冷凍期間が長くなると、冷凍庫の中の嫌な臭いを吸収してしまうんです。
あまり、長期間の冷凍保存はさけて、1ヶ月を目安に食べ切ると、美味しく食べられますね。
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冬瓜の保存食としての保存方法は?
夏に旬の冬瓜ですが、名前に「冬」がついているとおり、昔は冬まで保存ができる保存食でした。
切っていない、丸のままの冬瓜は、直射日光を避けて、涼しい場所におけば、12月~1月まで保存ができたそうです。
ただ、冬瓜の保存に適した温度は、10度前後です。昔は今ほど暑くなかったので、長く保存できましたが、現代の住宅事情では、なかなか長期保存が難しくなってきていますよね。
丸のままの冬瓜は、なるべく気温の低い場所に保管して、長期保存した冬瓜を切った時に、変色しているようなら、食べるのは控えてくださいね。
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冬瓜の皮は食べられる?硬い皮の切り方は?
冬瓜を料理する時って、剥いた皮は捨ててますか?
冬瓜は、他の野菜と同じで、皮の部分に一番栄養があるんですよ。
でも、冬瓜の皮って硬くて、切りずらいですよね。そんな時は、皮は茹でてから切ると切りやすいんです。
皮を茹でると、独特の青臭さも少なくなって、食べやすくなります。茹でた皮は、細く切ってキンピラにすると、美味しいですよね。
ワタの部分も種を取り除いて、2cmくらいに切り、皮と一緒にキンピラにしたり、お味噌汁の具にしてもいいですね。
冬瓜の皮の部分には、利尿効果のあるカリウムが豊富に含まれているので、冷房によるむくみや夏バテにも効果が期待できます。
冬瓜の実の部分は、水分が多くカロリーが海藻並みに低い食材です。皮の部分には、水ぶとりの方に効果が期待できる、カリウムも多く含んでいるため、ダイエットに最適な食材と言われています。
夏に旬の冬瓜、上手に保存して、ダイエットや夏バテ予防に、役立ててみてはいかがでしょう?
冬瓜の保存方法、よかったら参考にしてみてくださいね。
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