素麺の薬味でも大活躍のみょうがは、ちょっとあると便利ですよね。
昔は、よくお家のお庭で栽培していました。路地植えのイメージがある茗荷ですが、ベランダのプランターでも育てられるんですよ。
1度植えれば、ほとんど手間をかけずに、ずっと収穫することができます。半日陰で育ちますので、日光が当たらないベランダ菜園の片隅に、植えてみてはいかがでしょう。
みょうがを植える時期と、みょうがを育てるプランターや土の選び方と、育て方の注意点を紹介します。
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みょうがはベランダのプランターで栽培できるの?
茗荷は、庭の隅などに植えるイメージがありますが、実はベランダのプランターでも、育てられるんですよ。
普通の野菜を育てるには、どうしても日当たりの良い場所で育てなければいけません。みょうがは、日陰で育ちますので、日陰になって、普通の野菜を育てられない場所でも、育てることが出来ます。
みょうがは土の乾燥を嫌うので、日陰で育てることで、土の乾燥も防ぐことができるので、むしろ、日当たりの悪いベランダの隅で育てる方が、失敗なく育てることが出来るんです。
ホームセンターやお花やさんに、3月頃から、みょうがの根っこのようなものが土のついた状態で売っています。
この種株(地下茎)は、乾燥しすぎたり、根や芽が腐っていないものを選んで、植え付けます。
また、ポットに地下茎を植え、発芽させた状態のものもあります。
植える時期は、3月~5月末くらいまでです。みょうがの種株を見つけたら、ぜひ挑戦してみてください。
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みょうがを植え付けるプランターの大きさは?
みょうがは1度植えてしまえば、4~5年は植え替えをしません。その期間十分に根が張れるように、深めのプランターを用意します。
深さが30cmくらいある、大きめのプランターがを用意します。土は、普通の培養土に2割程度の完熟堆肥を混ぜます。
みょうがのプランター栽培の育て方
プランターに、培養土と堆肥を入れてよく混ぜます。
15~20cm間隔に、7~8cmの穴を開けて、みょうがの地下茎を植えます。この時、地下茎を良く見て、芽が上を向くように、確認して植えてくださいね。
土をかければ、植え付けは完了です。
ポット苗の場合は、普通の苗と同じように、土に穴を開けて15~20cm間隔で植えます。
たっぷりの水をまいて、土が乾燥しないように、日陰に置いてください。
1年目は9月頃から、少しだけですが収穫ができます。11月頃になって、茎が枯れてきたら、茎をかりとっておくと、春になると、また芽を出します。
2年目からは、初夏の7月頃から収穫することができます。根が張ってくると、収穫量もどんどん増えて、そのままでも数年楽しむことができます。
追肥は、6~10月の間に1ヶ月に一度、緩効性の化成肥料を与えると、生育がよくなります。
あまり、密生しすぎると、収穫量が減ってしまうので、茎が込み合っているところは、茎をハサミで切って間引きしてあげると、沢山収穫できるようになります。
4~5年経ち、生育が悪くなったら、根がプランターの中で一杯になっています。2~4月頃に、1度掘り起こして、株分けをして植えなおすと、また楽しむことができます。
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初心者でも手間いらずのミョウガの栽培
ミョウガは、1度植えてしまえば、ずっと収穫を楽しむことができます。
初心者さんでも、手間がかからないので、失敗も少なく収穫を楽しむことができますね。
ただ、一つ注意することは、乾燥を嫌うので、夏は毎日の水遣りが欠かせません。冬の間も完全に土が乾燥しないように、たまにお水をあげてくださいね。
夏の食卓に、ちょこっとあると便利な茗荷、ぜひプランター菜園で挑戦してみてくださいね。
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