秋刀魚の塩焼きを食べる時に、秋刀魚の内臓(はらわた)は食べますか?
さんまの内臓は、好きな人は、さんまの身よりも、キモやワタの方が美味しいといいますが、内臓の苦味が苦手と言う方も多いですよね。
今回は、さんまの内臓の栄養や、内臓の中にある、赤い糸のような物の正体や、内臓の汚染について紹介します。
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さんまの塩焼きで内臓は食べる?
さんまの塩焼きをした時の、内臓は食べるか、食べないか?って、よく話題になりますよね。
さんまの内臓が好きな人は、あの苦味がたまらないと言いますが、苦手な人にとっては、美味しいものではありません。
さんまの塩焼きの場合、内臓まで火が通っているので、食べても大丈夫です。でも、内臓系が苦手な人は、無理に食べる必要もないんじゃないかと思うんですよ。
内臓には、海の汚染物質が貯まりやすいと言われていますが、海の汚染物質は海底に貯まりやすいので、海面近くを泳ぐさんまには、あまり影響されないと言われています。
さんまの寿命も1~2年程ですので、内臓に汚染物質が蓄積される程、長く海の中にいる訳ではないんですよ。
ですので、内臓に汚染物質が蓄積されているという、心配はないんです。それでも、心配となると、海の魚や貝類は食べられなくなってしまいますよね。
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さんまの内臓って栄養があるの?
さんまの内臓に含まれる、レチノールには、目の健康を維持する効果の他に、コラーゲンを作る働きがあるので、美容効果が期待できます。また、肌の再生や皮脂分泌をコントロールして、吹き出物やニキビにも効果があると言われているんですよ。
このレチノールという栄養は、ビタミンC、Eと一緒に食べると、より効果が期待できます。
さんまの塩焼きと一緒に食べる、大根おろしやカボスには、ビタミンCが含まれているので、是非一緒に食べたいですよね。
また、さんまの皮には、ビタミンB2が含まれています。ビタミンB2は、成長に欠かせない栄養ですが、脂質をエネルギーに変える働きもあるので、ダイエットにも効果があると言われているんです。
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さんまの内臓の中にいる赤い虫みたいなものは?
さんまの中に、赤い糸のようなものが入っていますよね。これは、「ラジノリンクス」という寄生虫なんです。
寄生虫と言うと、人間の体に害があるように思いますが、このラジノリンクスは、食べても害はなく、人間に寄生することもないんです。
さんまの塩焼きの、内臓の中に入っている、ラジノリンクスは、食べられますが、気持ち悪いようなら、取り除けば大丈夫ですよ。
その他に、さんまの内臓には鱗が入っていることがありますよね。これは、口当たりが良くないので、取り除いた方が食べやすいですね。
さんまは、胃袋がなく、食べたものをすぐに排泄してしまいますので、お腹の中に排泄物が残っていることも、ほとんどないんです。
ですから、さんまの内臓を食べると、体に悪いということはないんですよ。
でも、内臓は痛みやすいので、鮮度の悪いサンマは、内臓を食べない方がいいですね。
さんまの筒切り、キッチンバサミだけで簡単に下ろす方法も紹介しています。⇒ さんまの筒切り超簡単な方法
よかったら、見てみてくださいね。
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さんまの内臓(はらわた)
さんまの栄養と言うと、DHAやEPAなどが有名ですが、さんまの内臓や皮にも、たっぷりの栄養が含まれています。
新鮮なさんまは、内臓もプリッとして美味しいですよ。大根おろしや柑橘類を搾って、食べてみてはいかがでしょう?
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