車で楽しく家族でお出かけ中に、子供が車酔いをしてしまうことはありませんか?
大人と違って、小さい子はギリギリまで我慢して、突然吐いてしまうことも少なくありません。
また、子供の具合が悪く病院へ向かっている途中であったり、小さな子供がいる家庭であれば、車の中での嘔吐は覚悟しておく必要があります。
それでも、いざ子供が車の中で吐いてしまうと、臭いは取れないし染み付いてショックなものです。
車のクリーニングに出すと、シートに残ったシミも臭いも奥から綺麗に取れますが、回数が多くなるとクリーニング代もかかってしまいますよね。
そこで、自分でできる嘔吐の掃除方法やシミ・臭いの落とし方を紹介しますね。
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車で子供が嘔吐したときの掃除方法
子供が車で嘔吐してしまった場合は、取り外しのシートカバーをしているのであればそれを外して洗濯します。
厄介なのがシートに直接嘔吐したときです。
シートカバーをつけていない場合は、なるべく早く嘔吐したものをティッシュやウエットティッシュで取り除きます。
その後乾いた布やティッシュでシートに残った嘔吐物の水分を吸い取ります。
嘔吐物を取り除いた後は、タオルをお湯で濡らしてゆるく絞ったらシートの汚れた部分をポンポンと叩くようにして汚れを取っていきます。
こするように拭いてしまうと、シートの繊維の中に汚れが入っていってしまうので、こすらずに叩くようにすることがポイントです。
嘔吐物の汚れが取れるまで繰り返します。
嘔吐の汚れを取り除いた後は除菌する必要がありますので、消毒用のアルコールスプレーをしておきましょう。
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車のシートの嘔吐のシミの落とし方
車のシートに吐いてしまったら、できるだけ早く嘔吐物を取り除かなければ、シートがシミになってしまいます。
しかし、外出先だと綺麗になるまで掃除をできない場合もありますよね。
嘔吐のシミが残ってしまった時は、酸素系漂白剤を使ってシミを落としていきます。
漂白剤を使った嘔吐のシミの落とし方
酸素系漂白剤を使ったシミの落とし方は、40度以上のお湯に酸素系漂白剤を溶かしたものにタオルを浸します。ゆるく絞ってシミの部分を軽くつまみ叩くようにします。
シートに残ったシミが落ちたら、漂白剤の成分が残らないように、お湯で濡らしたタオルを硬く絞ったもので、漂白剤がついた部分を綺麗に拭きあげましょう。
漂白剤が残っていると、逆にシミになってしまう可能性もありますので注意して下さいね。
車のシートのシミ取りクリーナーなども販売されていますので、チェックしてみると良いかもしれませんね。
車の嘔吐の臭い消しの方法
嘔吐物は独特なイヤな臭いがしますよね。
嘔吐物の臭いの原因は主に胃液です。
胃液は酸性なので、臭い消しにはアルカリ性の洗剤や重曹が効果的です。
普通の消臭スプレーだけでは酸性の臭いを取るのは難しいんですよね。
嘔吐物を取り除いて濡れタオルで叩いたら、汚れた部分に臭いを取ってくれる効果がある重曹を使って消臭します。
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重曹を使った嘔吐物のにおいの消し方
重曹を使って嘔吐物の臭いを消す場合は、まず重曹水を作ります。
重曹水を作る分量は、水100㎖と大さじ3くらいの重曹をスプレーボトルに入れよく振り重曹を溶かします。
重曹水を嘔吐した部分にスプレーし、その上から粉のままの重曹をふりかけます。
この状態で1日放置すると、重曹が臭いを吸収します。嘔吐物の臭いを吸収した重曹を掃除機で吸いとると、嘔吐物の臭いも一緒に取ることができます。
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車のシートで吐いてしまったときの対処法 まとめ
車のシートの上に直接吐いてしまった場合は、なるべく早く嘔吐物を取り除くことでシミや臭いなどの汚れが軽くすみます。
でも、運転中であったり外出先であれば、素早く処理することってなかなか難しいですよね。
すぐに対処できないときは、帰宅した後になるべく早く掃除をするようにしてくださいね。
子供が小さいうちは、車でお出かけしていても何があるかわかりませんよね。
車酔いで嘔吐することもありますし、お菓子やジュースをこぼしたり、お漏らしする可能性もありますので、幼児がいる場合は車のシートカバーをつけておくと安心ですね。