昼ヨーグルトダイエットの方法と効果　量や食べ方で成功する秘訣

痛みのスペシャリスト富永ペインクリニックの院長「富永喜代(とみながきよ)」医師がすすめる、昼ヨーグルトダイエットの方法を紹介します。

このヨーグルトダイエットは、お昼ご飯をヨーグルトに置き換えるだけの簡単なダイエット方法です。いつも、自分のお昼ご飯は、簡単なもので済ませているという、主婦の方には特におすすめです。

ヨーグルトダイエットのやり方や、効果、富永先生がおっしゃる「絶対成功する秘訣」を、解りやすく説明します。

昼ヨーグルトダイエットの方法と食べる量

このダイエット方法は、1日のうちの一食をヨーグルトに置き換えるだけの簡単なダイエット方法です。

主婦の場合、朝晩の食事は家族と同じ物を食べて、お昼ごはんだけ無糖ヨーグルトに置き換えれば簡単ですよね。アルコール類も、いつもどおりに飲んでいいんですよ。

食べる量も、無糖ヨーグルト1パック(約450g)と、結構ボリュームもあるし、ヨーグルトならあまりお値段も高くないのが、主婦として嬉しいですよね。

「特保マーク」のついた無糖ヨーグルトなら、特に低脂肪などを選ばなくてもいいんです。

ヨーグルトダイエットの目的は、たんに体重を減らすことではないんです。脂肪が増えてマグロの「大トロ」状態になってしまった体を、筋肉の多い「赤身」に変えて、動きやすい体を作ることが目的です。

筋肉を作るために必要な、良質なたんぱく質をとり、筋肉を増やして「基礎代謝」をあげて、太りにくく痩せやすい体を作る事が目的なんです。

更に、ヨーグルトには腸内環境を整えるビフィダス菌が含まれています。痩せやすい体を作るだけでなく、便秘がちな人にも嬉しいですよね。

また、昼食に炭水化物をとらないことで、昼食後に眠くなるということもなくなるんです。

ヨーグルトダイエットを成功させるには、自分にあったヨーグルトを見つけることが、一番のポイントです。

ヨーグルトに含まれるビフィダス菌は、「菌株」の種類がたくさんあり、自分にあった菌株でないと、ダイエット効果が出ないんです。

自分にあった菌株は、実際にヨーグルトを食べてみないと解りません。

同じヨーグルトを1週間食べ続けて、便秘が改善されたり体調がよくなったなどの、体の変化があれば、自分にあった菌株のヨーグルトです。

1週間食べてみても、何も変化がない場合は、ちがうヨーグルトを1週間食べてみてくださいね。

ヨーグルトダイエットで食べるダイエットは、必ず「トクホマーク」のある、無糖のヨーグルトです。トクホのヨーグルトは、品質がよくビフィズス菌が腸に届きやすいんです。

食べ方の例にあげると、森永乳業のビヒダスプレーンヨーグルトは、1パックでカロリーが260kcalです。お昼に菓子パンなどを食べれば、1つで400～500kcalは、食べてしまいますよね。

でも、ヨーグルトの方が満腹感はあるのに、体に必要な栄養はパンよりもヨーグルトの方があるんですよ。

ヨーグルトダイエットは、ただカロリーを抑えて痩せることが目的ではないので、ヨーグルトに、果物やフルーツソース、きな粉や蜂蜜などをかけて食べてもいいんです。

フルーツソースなどをかけても、菓子パン程度のカロリーにしかなりませんから、自分の食べやすいようにアレンジして食べることができるんですよ。

アレンジをしてカロリーが増えても、菓子パンを一つ食べたときよりも、確実に筋肉を作りやすいタンパク質やアミノ酸を体に吸収することができますよね。

いろいろとアレンジして味を変えることができるのが、長続きさせるコツですよね。

昼ヨーグルトダイエットは、カロリーを減らして痩せるのではなく、良質なタンパク質をとり、筋肉を増やし痩せやすい体を作ることが目的ですので、すぐに体重が減るダイエットではありません。

筋肉が増えだすと、一時的に体重が増えることもあります。これは、筋肉が脂肪よりも重いことが原因です。筋肉が増えることで体を動かしやすくなり、基礎代謝もあがり痩せやすい体を作ることができます。

また、ストレスが太る原因とも言われていますよね。朝晩や休日は家族と一緒に楽しく食事をして、平日のお昼ごはんだけをヨーグルトに置き換えるだけなら、食べ物を制限しているストレスもあまり感じませんので、長続きしますよね。

フルーツソースなどでアレンジして、味の変化も楽しむことができます。それに、ヨーグルトならお値段も高くないし、容器から直接食べられるので、洗い物が増えないのも、主婦としては魅力です。

手軽に始められる、昼ヨーグルトダイエット。参考にしてみてくださいね。