きのこ類は、カロリーが低くて食物繊維が豊富なので、ダイエットの時には積極的に食べたい食材ですよね。
今回は、きのこの中でも、えのき茸のダイエットに効果的な成分について紹介します。
えのきのダイエットに効果的な栄養を、効率的に吸収するには、えのきを冷凍することがポイントなんですよ。
えのきを冷凍するとダイエット効果が上がる理由と、上手に冷凍する方法や、毎日手軽に冷凍えのきを使う方法、冷凍しておける期間を紹介しますね。
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えのきは冷凍するとダイエット効果がアップする
以前、ダイエット効果がすごいと評判になった「えのき氷」がありましたよね。
えのきには、ダイエットに効果がある食物繊維が多く含まれています。
しかし、えのき茸がダイエットに効果があると注目されているのは、食物繊維よりも、えのきに含まれている「キノコキトサン」と「エノキタケリノール酸」という成分なんです。
特に、エノキタケリノール酸は、えのき茸だけに含まれる成分で、脂肪燃焼を助ける働きがあります。
その効果は、えのきを毎日摂取すると、運動をしているのと同じ脂肪燃焼効果が期待できるとまで、言われているんだそうですよ。
そこまで効果があるのかと、ちょっと疑問にも思いますが、毎日食べることで、痩せる効果は十分に期待できますよね。
ところが、このダイエットに効果があると言われている成分は、エノキの硬い細胞壁に守られているために、加熱調理しただけでは、十分に体に吸収されないんです。
このエノキの硬い細胞壁を壊すことで、痩せる効果が期待できる成分を体が吸収しやすくなります。
その壁を簡単に壊す方法は、えのきを乾燥させるか冷凍させることなんですよ。
乾燥エノキを作るには時間がかかりますが、冷凍するだけなら簡単にできますよね。
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えのきを冷凍すると吸収しやすくなる栄養は?
えのき茸に含まれている、ダイエットに効果がある成分は「キノコキトサン」と「エノキタケリノール酸(エノキタケフェノール酸)」です。
この2つは、どんな栄養成分なのか、説明しますね。
キノコキトサン
キノコキトサンは、えのき以外のきのこにも含まれている成分で、食事で摂った余分な脂の吸収を防ぎます。
余分な脂の吸収を防ぐために、コレステロールや中性脂肪の値を下げるのに効果があると言われています。
エノキタケリノール酸
キノコキトサンの一種で、えのき茸だけに含まれている成分で、内臓脂肪を減らす働きがあります。
エノキタケリノール酸を摂ることで、運動したあとに分泌される「アドレナリン受容体」を活性化する働きがあると言われています。
それが、えのき茸に含まれるエノキタケリノール酸を摂ることで、運動していると同じ効果が得られると言われている理由なんです。
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えのきの冷凍庫での保存期間と毎日食べられる工夫
えのきを冷凍する時は、石づきを取り、食べやすい長さに切ってから冷凍します。
えのきを水で洗うと、栄養が溶け出てしまうので、洗わずに冷凍してくださいね。
冷凍庫で保存できる期間は約1ヶ月間です。1ヶ月以内に食べ切るようにしてください。
調理する時は、解凍せずに凍ったまま調理に使います。
我が家では、えのきを1cmに切って、大きめのビニールに広げて冷凍しています。冷凍庫に入れて1時間ほどしたら、パラパラになりますので、凍ったえのきを崩して空気を抜けば、冷凍庫の中では場所をとりませんよ。
冷凍したえのきは、毎朝のお味噌汁やスープの浮き実にしています。
これなら、手間がかからず、毎日冷凍えのきを食べることができますよ。それに、お味噌汁の具が少ないときも、えのきを浮かせることで、ちょっとボリュームが出るので便利ですよね。
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冷凍えのき茸でダイエット
えのき茸って、冷蔵庫ではあまり日持ちがしないんですよね。
冷凍することで、保存期間も長くなり、ダイエット効果もあるなんて、一石二鳥です。
簡単な「冷凍えのき」、ぜひ作ってみてくださいね。
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