最近、多摩川河口付近や羽田沖で、しじみが採れると話題になっていますよね。
無料で潮干狩りが出来るなら、行ってみたいんだけど、漁業権はどうなっているんでしょう?
セシウム問題なども気になりますよね。
今回は、羽田沖でとれるしじみの潮干狩りについて紹介します。
しじみの漁業権や放射能問題以外にも、しじみが採れる時期や、採れる時間帯なども、合わせて紹介しますね。
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羽田沖のしじみの漁業権ってあるの?
羽田沖、多摩川河口付近のしじみには、漁業権があるのか?一番、気になるところですよね。
答えは、漁業権があります。
一般の人が、潮干狩りとして、しじみを採るときの、きまりは以下になります。
- 持ち帰るししみの量は、一人2キロまで
- 1.5センチ以下の小さいしじみは採捕禁止
- 幅15センチを超える器具の禁止
- 8月のしじみ採りは禁止
これらのことを守れば、潮干狩りでしじみを採っても大丈夫なんですよ。
特に、気をつけなければいけないのが、8月にしじみが禁漁期間になるということです。
これは、この時期はしじみの抱卵時期になるので、資源保護のために採ってはいけない期間になるんです。これ以外の時期でも、まだ1.5センチ以下の小さいしじみは、採らないように気をつけてくださいね。
あさりなどの潮干狩りと同じで、小さいしじみや卵を持っている時期のしじみは採らないようにしたり、家族で食べる以外の大量のしじみは持ち帰らないなどの、常識を守れば、しじみ採りをしても良いんですよ。
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羽田沖のしじみ採り放射能やセシウムは大丈夫?
もう一つ気になることは、多摩川や羽田沖の放射能問題です。
多摩川は、水質がとても良くなり、鮎などの遡上なども見られるようになりましたが、やはり放射能の問題は、目に見えないので怖いですよね。
放射能の問題は、東京都産業労働局が多摩川のしじみの放射能について検査をしています。
この検査で、多摩川のしじみはセシウムND(定量下限値以下)という結果になっています。
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羽田沖のしじみは勝手に潮干狩りしてもいいの?
羽田沖、多摩川河口付近のしじみは、漁業権を守り、常識の範囲内であれば、潮干狩りをして採取しても大丈夫です。
しじみが取れる時期は、通年ですが、特に旬と呼ばれるしじみが美味しい時期は、「土用しじみ」と呼ばれる7~8月と、「寒しじみ」と言われている1~2月になります。
でも、8月は羽田沖・多摩川河口付近では、禁漁時期になっていますので、気をつけてくださいね。
潮干狩りをする時間帯は、干潮の前後3時間くらいが一番適しています。特に大潮の時は大きく潮が引き、干潟が広くなりますので、沢山しじみがとれますね。
干潮の時間はこちらで確認してくださいね ⇒ 潮見表(羽田)
実際に、多摩川河口でしじみ採りに行きました。
さらに、沢山しじみが採れるポイントを見つけました。
羽田沖でしじみ採り
都心から近い羽田沖で、蜆が取れるなんてびっくりですよね。
羽田沖、多摩川河口付近は、以前水質汚染が問題になりましたが、地元の方々の努力で水質は改善されてきました。
この干潟では、シジミの他にも、車海老やテナガエビ・アナジャコ・モクズガニなども採れることがあるんですよ。
お子さんと一緒に、しじみ採りを体験してみては、いかがでしょう?
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