衣替えの季節ですね。昨年しまった衣類を、出してみると、黄ばんでいたことって、ありませんか?
仕舞う前に、ちゃんと洗濯したはずなのに、なぜ黄ばんでしまったのでしょう?
黄ばみの原因と、黄ばんだ衣類を、家庭で落とす方法、煮洗いの方法を紹介します。
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衣替えで黄ばみを発見 家庭でできる落とし方
黄ばみの原因は、洗濯で落ちなかった、繊維の中の皮脂汚れなんですよ。
見た目は、綺麗になっていても、繊維の中に残った汚れが、時間と共に化学反応を起こして、黄ばんでしまうんですね。
1度黄ばんでしまった衣類は、洗濯機で洗っても、落ちませんよね。
でも、あきらめないで!
黄ばんでしまった衣類も、家庭で簡単に漂白することができるんです。
重曹を使った、簡単な衣類の黄ばみとりの方法と煮洗いの方法を紹介しますね。
(色柄物は、色落ちの可能性があります。)
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襟汚れの黄ばみの落とし方
白いワイシャツの襟の黄ばみ、気になりますよね。
ゴシゴシと擦りすぎると、衣類を傷めてしまいます。
襟の黄ばみは、重曹と酸素系漂白剤で、簡単におとせるんです。
用意するもの
- 重曹(100均の重曹で十分です)
- 酸素系漂白剤(ワイドハイターなど顆粒の方が良く落ちます)
- アイロン(スチームがでるもの)
アイロンがない場合は、ドライヤーでも代用できます。
漂白剤は必ず、「酸素系」の物を使います。
作ったペーストは、半日程度しか効果がありませんので、作り置きは出来ません。
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襟の黄ばみの落とし方
- 重曹と酸素系漂白剤を、1:1の割合で混ぜます。
- 40℃のお湯を少しづつ入れて、ペースト状になるまで練ります。
- ワイシャツをあらかじめ水で濡らしておき、黄ばんだ箇所にペーストを塗ります。
- ペーストを塗った上から、アイロンのスチームかドライヤーの熱風を10秒程度あてます。(アイロンが直接衣類につかないように注意!)
- ペーストを軽く洗い流し、通常通り洗濯機で洗います。
黄ばみは重曹に漬け置き それでもダメなら煮る
全体的に、黄ばんでしまった場合は、重曹(大さじ1)と酸素系漂白剤(大さじ1)を、40度程度のお湯(1リットル)で溶かしたものに、1時間程度付け置きすると、漂白することができます。
それでも、落ちない黄ばみは、お鍋で煮る「煮洗い」で落とします。この方法は、綿やポリエステルには有効ですが、デリケートな衣類には向きません。
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用意するもの
- 酸素系漂白剤
- 洗濯洗剤
- お鍋(アルミ製の物は変色するので使えません)
- 割り箸
漂白剤は、必ず酸素系を使います。
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煮て黄ばみを落とす方法
- 大きめのお鍋に2リットルの水を入れ、酸素系漂白剤(小さじ1)と洗濯洗剤(小さじ2)を溶かします。
- 洗剤液の中に、しっかりつかるようにシャツを入れます。
- 鍋を火にかけ、10~20分(汚れ具合による)沸騰しないように、弱火で煮ます。
- 途中、割り箸で軽くかき混ぜ、火をとめたら、そのまま20分程度置きます。
- シャツを水で軽く洗い(熱いので火傷に注意)、洗濯機で通常通り洗います。
洗濯物が熱くなりますので、やけどには十分注意して下さいね。
衣類を、お鍋で煮るというと、ビックリするかもしれませんね。
これは、「煮洗い」と言う洗い方なんですよ。漂白剤の他に、重曹を使った煮洗いの方法もあります。高温で殺菌効果もあるんですよ。
高温になるので、おしゃれ着などは、避けたほうが良いですが、ワイシャツなどは、洗濯表示を確認して、試してみて下さいね。
使った鍋は、食器用洗剤で十分洗えば、料理に使っても大丈夫ですが、気になるようなら、古いお鍋を使ってくださいね。
衣替えの上手なしまい方を紹介しています。よかったら参考にしてみて下さいね。
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衣替えの衣類は、汚れを落としてから仕舞いましょう
黄ばんでしまった衣類は、重曹と漂白剤を使って、家庭でも落とすことができます。
でも、黄ばはないように、衣替えで衣類を仕舞う前に、重曹と漂白剤に漬け置き洗いをすることで、次の年に、黄ばまないようにすることも、大切ですよね。
重曹を使った、黄ばみ汚れを落とす方法、よかったら、試してみて下さいね。
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