毛布を洗える洗濯機の容量は何キロ?入れ方や洗い方と手洗い方法

毛布を家で洗う方法

冬の間使った毛布は、直接肌に触れることが多いため、汗や皮脂で汚れています。

毎回、毛布をクリーニングに出して洗うとなると、結構お金がかかっちゃいますよね。

綿や化繊の毛布は、洗濯機や手洗いで自宅で洗濯することができます。

毛布を洗濯機で洗う方法や、手洗いで洗う方法について詳しく紹介します。

毛布の汚れや臭いが気になるという方は、来シーズンまた気持ちよく使うために、頑張って毛布を洗ってみてくださいね。

ウール100%やカシミヤなどの動物性の素材を使った毛布は、自宅で洗うと風合いが悪くなるので、クリーニングに出したほうが安心です。

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毛布を洗う洗濯機の容量は何キロ?

毛布を自宅で洗う場合、洗濯機の大きさが重要となってきます。

まずは洗濯機の説明書に、毛布のサイズや重さの記載があるか確認してみましょう。

洗濯機で洗える毛布のサイズの上限の目安については、

  • 6kgサイズの洗濯機はシングルの毛布1枚仕立てを1枚
  • 7kgサイズの洗濯機はシングルの毛布2枚仕立てを1枚、またはダブル1枚仕立てを1枚
  • 8kgサイズの洗濯機はシングルの毛布1枚仕立てを2枚、またはダブル2枚仕立てを1枚

となっております。

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毛布を洗濯機での洗い方と入れ方

洗濯機で洗える毛布のサイズが確認できたところで、洗濯機で毛布を洗う方法を確認しましょう。

自宅で洗う場合の毛布の量の上限や入れ方は、通常の洗濯物の考え方とは少し違いますので注意してくださいね。

衣類などの通常の洗濯物を洗濯機に入れる場合は、表示サイズの7~8割が適当な量となります。

ですが、毛布の場合は、表示サイズの5割以下を目安にします。

洗濯するときは必ず洗濯機の説明書の記載を守るようにしましょう。

もしも記載を守らずに洗ってしまった場合、給水の際に毛布が浮き上がってしまい、水が溢れて一面水浸しというトラブルに見舞われてしまう恐れもあります。

それによって洗濯機が故障してしまうなどの大きなトラブルを防ぐためにも、説明書の確認は必ずしてくださいね。

洗濯機の説明書がない、という場合もあるかと思います。

その場合は、毛布を縦に3つ折りにし、端からくるくると巻いて筒状にします。

その後、毛布用の洗濯ネットにいれ、洗濯槽に入れて確認してみてください。

この状態で洗濯槽にすっぽりと入るようでしたら、その洗濯機で洗うことは可能となります。

もしも、洗濯槽の淵より上に毛布が盛り上がっていたり、無理矢理押し込まないと入らない場合は、漏水や洗濯機の故障の原因となってしまいますので、洗濯機で毛布を洗うのはやめて、手洗いで洗ったほうがいいですよ。

毛布を洗濯機で洗うときのコースの選択

洗濯機に「毛布洗い」のコースがあれば、そちらを使います。

洗濯機によっては、毛布洗いのコースがない場合もあります。

その場合は、「大物洗い」、「弱水流」、「手洗い」などといったコースを選択します。

毛布は思っている以上に、最初は水を吸いません。

そのため、給水中に浮き上がってきてしまうおそれもあります。

毛布が浮き上がってきたまま洗濯してしまうと、漏水や故障の原因となってしまいますので、始めの給水時にはしっかり毛布に水を染み込ませるように毛布をぐっと押し沈めるようにするとよいでしょう。

洗濯ネットの使用については、「ネットはなしで洗う」と記載されている場合もありますので、まずは洗濯機の説明書を確認してくださいね。

説明書にネットの使用の指示がないのであれば個人判断となりますが、毛布の傷みが気になるようであればネットを使用したほうがよいでしょう。

毛布を洗濯機で洗うときの洗剤

洗濯機で毛布を洗うときは、普段使用している合成洗剤ですと、ごわついた感じになってしまうこともありますので、できればおしゃれ着用洗剤を使用してくださいね。

粉末洗剤は溶けにくいため、残ってしまうおそれがありますので毛布を洗うときは避けたほうが良いですね。

仕上げに柔軟剤を使うと毛布の肌触りも良くなり、静電気も防止してくれるのでオススメです。

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毛布の手洗い方法

毛布が洗濯機に入らなかったり、洗濯機で洗えないような場合は、浴槽で手洗いをします。

毛布を手洗いする場合の手順を説明していきますね。

  1. 浴槽に40℃くらいのお湯を毛布全体が浸かる程度入れます。
  2. 浴槽におしゃれ着用洗剤をキャップ1杯ほど入れて、泡立つくらいまでかき混ぜます。
  3. 毛布を浴槽に収まるサイズに畳んで(大体4つ折りくらい)浴槽に入れます。毛布が入る洗濯ネットがあればネットに入れてから浴槽に入れます。
  4. 毛布を浴槽に沈め、足で毛布全体を踏み洗いをして汚れを落としていきます。
  5. 途中で毛布の上下をひっくり返して、隅々まで汚れを落とします。
  6. 全体が洗い終わったら、毛布を浴槽の端に寄せて濁った水を排水していきます。同時に毛布も足で踏んで、出来る限りの脱水をします。
  7. もう一度浴槽にお湯を張り、毛布全体を踏みながらすすぎをして洗剤を落としていきます。
  8. 排水し、新しいお湯を張ったら2度目のすすぎをします。柔軟剤を使用する場合は、ここで柔軟剤を入れてください。
  9. 柔軟剤を入れ、2度目のすすぎが終わったら最後にもう一度脱水をして終了となります。

すすぐ回数は、洗濯機で洗う場合と同じで2回くらいくりかえすのがおすすめです。洗剤が残っていると、カビや臭いの原因となってしまいますので、しっかりと念入りにすすいでください。

毛布の干し方

毛布を干すときは、2本の物干し竿を使用し、毛布がM字になるように干すと間に空気が入りやすくなるため、効率よく乾かすことができます。

もしも物干し竿が1本しかないときは、物干し竿にハンガーをいくつかかけて、その上に毛布を置くようにすると生地同士が触れる面が少ないので、比較的乾きやすくなりますよ。

生乾きのままで毛布をしまうと、次に使うときに臭いが出てしまいますので、しっかり乾かしてくださいね。

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家庭で毛布を洗う方法 まとめ

毛布を自宅で洗う場合は、洗濯機の大きさを確認してから洗濯機に入れてくださいね。

また、洗濯機の説明書がある場合は、説明書の洗い方にしたがって洗ってください。

洗濯機に毛布が入らない場合は、浴槽の中で足で踏みながら洗うことができます。

洗った毛布は天気によって乾きにくいので、毛布を洗濯する日は晴れた日を選んで洗濯するといいですね。

冬の間使った毛布はきれいに洗って、また来シーズンに気持ちよく使いたいですよね。

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