神社への参拝はそんなに頻繁なことではないけれど、人生の中で何度も経験することですよね。
初詣や人生の節目の行事、受験の合格祈願など色々な機会があると思いますが、正しいマナーや参拝方法はできているでしょうか?
やっぱり神社は神様がいる神聖な場所ですので、マナーを守り正しい参拝の仕方でお参りしたいですよね。
そこで、今回は神社の参拝についてお話したいと思います。
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神社の参拝方法 鈴やお賽銭を入れるタイミング
神社の入り口には必ず鳥居がありますよね。
鳥居をくぐると、そこからは神様がいらっしゃる神聖な場所です。
くぐるところから参拝は始まります。
- 鳥居をくぐる前に軽く一礼します。
- 鳥居をくぐったら参道を歩いて行きますが、参道の真ん中は神様が通る道とされていますので、参道の中央は通らないようにします。
- 参拝をする前に水がためてある手水舎で、柄杓を使い身を清めます。
- 神殿前に行きお賽銭箱にお金を入れます。
- お賽銭を入れたら邪気を祓うためと神様に来たことをお知らせするために、鈴を鳴らします。
- 二礼二拍手をして手を合わせます。
- 深くお辞儀をして一礼します。
神殿前に行ってお賽銭箱の前に立ったら、まずお賽銭をお供えします。鈴を鳴らすタイミングは、お賽銭をお供えした後です。
以上が一般的な神社の参拝の仕方ですが、神社によって作法が違うところもあります。(出雲神社など)
神社の敷地内にいくつか参拝できるところがある場合は、一番大きな社殿から順に参拝するようにしましょう。
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神社の参拝方法 お賽銭の額に決まりはある?
お賽銭は願い事を叶えてもらうためのものと思っている人も多いと思いますが、本来お賽銭は神様に対する感謝の気持ちを捧げるためのものです。
よく「5円」をご縁があるようにの語呂合わせで捧げている人も多いと思いますが、特に5円じゃなくてはいけないという決まりはありません。
私は子供の頃、10円は「縁が遠ざかるからダメだよ」と親に教えてもらいました。これも語呂合わせですね。
縁起担ぎをする時や、やっぱり気になる!という人は、良い語呂合わせの金額をお供えするといいと思いますよ。
大事なのは金額ではなく、感謝の気持ちということですね。その時の感謝の気持ちをお供えすればいいのです。
お賽銭は乱暴に投げ入れないように、そっと投げ入れるようにして下さい。
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神社の参拝方法 手水の仕方
参拝前には、手水舎で身を清めます。
手水の仕方も覚えておいてくださいね。
- 右手に柄杓を持ち、水をくみ左手にかけて左手を清めます。
- 次は左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
- 柄杓を右手に戻し、左手に水を受けてその水を口に入れてすすぎます。
- もう一度水をくみ左手にかけて左手を清めます。
- 最後に柄杓を立てて、握っていた柄の部分に水を伝わらせて清めたら終わりです。柄杓は元の場所に戻します。
時々柄杓に直接口をつけている人を見かけますが、それはマナー違反なので絶対にしないようにしましょう。
手水をする意味や理由
手水の意味やする理由は、私たち人間は普段見えることはないのですが、罪やけがれというものがどんなに良い人でも多少なりともついています。
神様に会わせてもらう、神様のそばに行かせてもらうために、その罪やけがれをはらわなければいけません。
手水で身を清めてから神様にご挨拶をします。
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神社の参拝のしかた まとめ
神社の参拝方法は何となくわかっているけど、人から聞かれるとアレ?と思うことがありますよね。
順番を間違えたからといって、何か問題が起こるわけではありませんが。
神社に参拝する際は、何よりも気持ちの込めて参拝するのが大事です。
人に迷惑にならないようにマナーを守り気持ちを込めて参拝するようこころがけましょう。