ホットケーキの中身が生焼けのときは、ラップをかけて電子レンジで20秒ほど加熱します。
中が生焼けだったとしても、レンジで1分以上加熱すると、固くなったり乾燥したりするので、20秒レンジをかけた後は、様子をみながら10秒ずつ加熱してみましょう。
ホットケーキが生焼けになってしまったらどうするか、見分け方やその原因、そして、お店のようなホットケーキの焼き方についてまとめました。
ホットケーキを焼いたら中が生焼けだった…という人でも、コツをつかめば上手にお店のような分厚いホットケーキが作ることができます。
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生焼けのホットケーキを食べたけど大丈夫?下痢や腹痛になる?
少しぐらい生焼けのホットケーキを食べても、大人はまず下痢や腹痛にはならないでしょう。
しかし、子どもや赤ちゃん、お年寄りや体調を崩している方、胃腸が弱い方、妊娠中は下痢や腹痛になる可能性があります。
お腹をこわす主な原因はホットケーキミックスの主原料である小麦粉です。
ホットケーキミックスは小麦粉をはじめ、砂糖、食塩、ベーキングパウダー、乳化剤や香料などで出来ています。
小麦粉は生のままだと非常に消化が悪く、消化器官がまだ未発達の子どもや赤ちゃん、胃腸が弱っている人、お年寄りや体調が悪い方には、下痢や腹痛の原因になってしまいます。
また、使用した卵が原因でお腹をこわす場合もあります。
卵が万が一サルモネラ菌に汚染されていたら、生焼けだと下痢や腹痛、発熱がおこる可能性があります。
卵は冷蔵庫で10℃以下に保存しておけばサルモネラ菌の増殖は抑えられるはずですが、半生の卵ではサルモネラ菌が生きている恐れがあります。
通常、サルモネラ菌は加熱することで死滅します。
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ホットケーキが生焼けになっていないかの見分け方
ホットケーキの中まで火が通っているか判断するのに、一番の王道は竹串や爪楊枝をを刺すことです。
焼き上がったと思うタイミングで、ホットケーキの中心に竹串や爪楊枝を刺してみましょう。
ベトベトした生地が竹串に付いてきた場合は、まだ中が生焼けです。
生地がつかなくなるまで、焼き時間を追加しましょう。
竹串に何も付いてこなくなれば、中心まで焼けています。
この方法ならば、お客さまに出すときも美しくおもてなしできます。
しかし、実際の我が家の方法は、生地を半分に割ることです。
潔く4等分してしまい、しっかり焼けているか断面を見て判断します。
これなら確実なので、小さいお子さんがいる家庭では、こちらの方がいいかもしれません。
丸いホットケーキを出したいときは、竹串を使ってみてくださいね。
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ホットケーキが生焼けになった原因
ホットケーキが生焼けになる原因のほとんどは火加減です。
当たり前ですが、火が強いと中まで火が通る前に外側が焦げてしまいます。
でも、中火で焼いても焦げることがあります。
ホットケーキを上手に焼くためのポイントについて紹介しますね。
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ホットケーキの上手な焼き方
ずばり、ホットケーキを上手に焼くには『予熱』がポイントです。
次のステップで焼いてみましょう。
- 卵と牛乳を先に混ぜておく。
- ホットケーキミックスを加えて10~20回程度、さっくり混ぜる。(大きなダマをなくすイメージで。少し粉が残っていてもよい!)
- フライパンを強火で予熱する。(ここでは生地は入れない!)
- 熱々のフライパンを濡れ布巾の上に5~10秒置く。(ジュ―と音がしなくなるまで冷ます)
- 再び、フライパンを弱火にかける。
- ここで、生地を高いところから落とす。(きれいな丸になる)
- 生地にプツプツと小さい泡がいくつか出てくるまで焼く。(プツプツは火が通った合図!約3分)
- ひっくり返す。蓋をして約2分焼く。(蓋をすることで、より生焼け防止になる)
- 竹串を真ん中にさして、生地がついてこなければ完成。
なぜフライパンを予熱するのかというと、予熱することでフライパンの温度が均一になり、焼きムラをなくすことができることと、生地の表面だけが焦げ付くのを防ぐたるです。
予熱で焼きムラをなくし、蓋をして蒸し焼きにすることで、生焼けのない上手なホットケーキを焼くことができますよ。
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分厚いホットケーキを生焼けにしない方法
分厚く、ふわふわのホットケーキを焼くためには、2つのコツがあります。
1つめのコツは、材料にヨーグルトを入れること。
牛乳の分量の半分をヨーグルトに変えます。
なぜヨーグルトかというと、ヨーグルトに入っている酸とホットケーキミックスに入っているベーキングパウダーが反応して膨張するからです。
2つめのコツは、材料を一気に混ぜないことです。
先にボウルに卵・牛乳・ヨーグルトを入れてしっかりと混ぜておき、その後にホットケーキミックスを混ぜます。
ホットケーキミックスの粉を入れた後は、混ぜる回数は10~20回程度と最小限におさえましょう。
粉が残っていてもよく、大きなダマがなくなればOKですよ。
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ホットケーキを上手に焼くコツ まとめ
ホットケーキはひと手間の工夫で、生焼けを防いだり、お店のように厚みがありふわふわのホットケーキを焼くことができます。
特別な材料は必要なく、今までと同じ材料でも、上手に焼くコツを知っているだけで、誰でも、簡単に実践できます。
お子さんやお客さまに食べてもらうときや、自分へのご褒美に贅沢なホットケーキにしたいとき、ぜひ試してみてくださいね。