子供の頃によく学校の帰りに、つくしを沢山とって来たりしましたよね。
でも、最近あまりつくしを見かけなくなりました。
子供も学校でつくしが食べられると教わっても、実際に食べる機会って滅多にありません。
今度、お子さんとピクニックに行った時に、一緒につくし摘みをして、つくし料理に挑戦してみてはいかがでしょう?
ちょっと癖のある味ですが、お子さんと一緒に摘んだつくしは、春の香りが感じられて、とっても美味しいですよ。
今回は、つくしの下ごしらえから、簡単に作れるつくし料理の作り方を紹介しますね。
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つくしって食べられるの?
つくしって、スーパーでもほとんど売っていないので、食べられるの?と疑問に思う方も多いですよね。
少し前まで、春になるとあちらこちらにつくしが生えていました。
摘むのが楽しくて、沢山つくしを摘んで持ち帰って、お母さんに「料理するのが大変だから」と怒られたという人も多いんじゃないでしょうか?
最近、道端でつくしを見かけても、なんとなくワンちゃんのオシッコがかかっている気がして、あまり摘もうと思いませんよね。
ちょっと郊外にピクニックなどで出かけた時に、つくしを見つけたら沢山摘んで、料理してみるのもいいですよね。
つくしを摘む時は、頭の部分が開いている方が、アクが少ないのでお子さんでも食べやすいですよ。
反対に苦味を楽しみたい時は、頭の部分が開ききっていないものを選ぶといいですね。
衛生的に、ちょっと心配だな~と言う方も、つくしの下処理で、良く洗ったり、火を十分に通せば大丈夫ですよ。
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つくしの下処理の方法は?
とって来たつくしは、料理の前にハカマ取りをします。結構時間のかかる作業なので、家族で競争しながらやると楽しいですね。
普通は、つくしを洗う前にハカマを取りますが、つくしの胞子が飛ぶのが苦手な場合は、1度ざっとつくしを洗ってから、ハカマ取りをしても大丈夫ですよ。
ハカマとは、つくしの節についているギザギザのものです。
指で摘んで、くるっと剥くように外していきます。つくしの下の方の茎が固くなっている部分も一緒にとっておくといいですね。
ハカマは残っていると、食べた時に口に残って食感が悪くなります。丁寧に取り除いて下さいね。
注意! 素手でハカマ取りをすると、アクで指先が真っ黒になります。洗ってもしばらくは落ちません。ビニール手袋をするか、指先にお酢をつけながら作業をするといいですよ。
ハカマを取ったつくしは、大きめのボールなどにたっぷりの水を入れて、ジャブジャブ洗います。
水を変えて、3回位洗った後に、時間があればそのまま水に30分くらい漬けておきます。
天ぷらにして食べると場合は、この後水を切れば、下処理は終わりです。
煮物などにする場合は、大きめの鍋にお湯を沸騰させて、1度茹でこぼします。
沸騰したお湯につくしを入れて、再沸騰したら30秒~1分ほど茹でて、冷水に取ります。
つくしを洗いながら、何度か水を変えて、水が綺麗になったら、水を十分に絞って下処理は終わりです。
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つくしの食べ方は天ぷら以外にもある?
つくしは、茹でてしなっとすると、かさが減ってしまいます。
あまり、沢山つくしがない場合は、天ぷらにするのが簡単でいいですね。
つくしの天ぷらの作り方
- ハカマをとって良く洗ったつくしの水を切り、キッチンペーパーなどで水分を取ります。
- 天ぷら粉をつけて、揚げます。
- 茎の部分の色が、少し変わってきたら出来上がりです。
天つゆで食べても美味しいですが、お塩をパラッとかけてもサッパリして美味しいですよ。
下茹でをしていないので、少し苦味がありますが、癖になるお味ですね。
つくしの卵とじの作り方
材料
- 下処理したつくし・・・1~2握りくらい
- 水・・・200cc
- 顆粒だし・・・小1
- 砂糖・・・小1
- みりん・・・小1
- 醤油・・・大1
- 卵1個
作り方
- つくしと卵以外の材料を、鍋に入れて沸騰させます。
- 沸騰したら、つくしを入れて弱火で10分位煮ます。
- 水分が少なくなってきたら、卵を割りいれて鍋に蓋をします。
- 卵が半熟に固まったら出来上がりです。
癖がなく、お子さんでも食べやすい、つくし料理です。
お好みで、甘みなどは調節してみて下さいね。
お子さんが食べやすいように、つくしをざく切りにして作ってもいいですね。
つくしのつくだ煮の作り方
材料
- 下処理したつくし・・・1握りくらい
- 醤油・・・大1
- 酒・・・大1
- 砂糖・・・小1
- みりん・・・小1
- 水・・・50cc
作り方
- つくし以外の材料を全て鍋に入れて沸騰させます。
- 沸騰したらつくしを入れます。
- 弱火で煮詰めて、汁気がなくなってきたら出来上がりです。
お好みで、鷹の爪や山椒の実を入れても美味しいですよ。
煮詰め過ぎると、しょっぱくなるので、途中で味を見て下さいね。
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春の味 つくし料理
最近、自分で野草を摘んで食べる機会ってありませんよね。
お子さんとピクニックやハイキングに出かけた時に、つくしを見かけたら、つくし摘みを楽しんで、ぜひつくし料理にも挑戦してみて下さいね。
ハカマ取りが、ちょっと大変ですが、家族で協力して頑張ってみて下さい!
家族で摘んだつくしは、きっとお子さんの思い出に残る料理になりますよ。
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