パスポートを申請するときに必要な顔写真ですが、最近はスマホアプリで簡単に捕れるものもありますよね。
パスポートの写真なんで顔がわかれば大丈夫じゃない?とか、長期間使うから後々後悔しないように、メイクもバッチリして顔写真を撮りたい!という方も多いです。
しかし、パスポートに使える写真は厳しい規定があり、その規定を満たしていなければいけません。
しっかり、規定や基準を満たしていれば自分で撮影した顔写真でもパスポートの申請に使うことができますが、なかなか難しいですよ。
自分で写真を撮る場合も、証明写真機で撮る場合も、万が一撮り直しになってしまわないように、撮る前に規定や規約を知っておきましょう。
パスポートの申請に使う写真を撮るときの、前髪の長さや顔の位置、背景の壁紙など注意することをまとめました。
自分で写真を撮って、パスポートの申請をする方は確認してみてくださいね。
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パスポートの写真 前髪が目にかからなければ大丈夫?
パスポートの写真は、前髪が目にかかってはいけないというのは知っている方も多いと思いますが、眉毛ならどうなの?と思っちゃいますよね。
眉毛にかかってもいけないとなると、前髪がある人はピッチリ横で分けてピンでとめなければいけませんし、横に流した前髪もピチッととめなければいけないことになってきます。
パスポートに使う写真は、多少眉毛にかかるのは大丈夫ですが、中には眉毛にかかっているだけで写真の撮り直しを要求された人もいるようです。
そうなってくると、なるべく眉毛にもかからないようにした方が良さそうですよね。
目に前髪がかかるのはたとえ少しであってもNGなので、目にかかりそうな場合はピンでしっかりとめていた方がいいでしょう。
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パスポートの写真で顔のサイズが小さいとダメ?
パスポートに使う写真そのものの規定のサイズは、ふちなしの縦45㎜×横35㎜となっています。
しかし、その大きさの中に顔が写っていればいいというわけではありません。
写真の規定のサイズの中におさまる顔の位置や大きさも決められているんです。
パスポート用の写真に使える顔のサイズの規定は、縦の長さが32㎜~36㎜となっています。
更に頭部上の余白は2~6㎜、顔の中心は中央線から2㎜の範囲内と決められており、1㎜でも小さかったりズレているとNGになってしまいます。
パスポートの写真は結構厳しいですよね。
証明写真機でパスポート用を選択すれば、顔の位置を合わせると自動で調節してくれるので簡単に撮ることができますよ。
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パスポートの写真の背景の壁紙
外務省が発表しているパスポート申請用写真の規格によると、
「背景色については、淡い色による無地(均一)として下さい。グラデーション(濃淡)の入った色や、絵柄や物が映り込んだ写真は使用できません。」
と書かれています。
写真の背景に物が写っているのはダメだということはわかりますが、グラデーションもNGなんです。
光線の加減で背景に色のムラが出るときは、気をつけてくださいね。
履歴書などに使う証明写真を撮ったことがある人はわかるかもしれませんが、証明写真の背景は、青やグレーのグラデーションになっていることが多いんですよね。
全然違和感もないのですが、そのグラデーションはパスポートの写真ではNGとなっています。
背景を無地にしているのは、顔が鮮明に見えるようにしているからです。
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パスポートの写真で気をつけること まとめ
パスポートに使う写真は思った以上に規定が厳しいですよね。
自分で撮ることも可能ですが、規定通りにするのはかなり難しいと思います。
パスポートの写真を自分で撮るアプリもありますが、アプリとはいえ難しいようです。
せっかく自分で写真を撮っても、規格と少しズレているだけで摂り直しになることも多いので、自信がない人は写真屋さんか証明写真機で撮ることをおすすめします。