暑い日には、赤ちゃんにも水遊びをさせて、ちょっとでも涼しくさせてあげたいですよね。
しかし、公共のプールは、おむつが外れてからでないと、入れない所が多いし、塩素や衛生面でも心配です。
せめて、お家のお庭やベランダで、ビニールプールやベビーバスで、水遊びをさせてあげたいと考えます。
赤ちゃんの、プールデビューのために、準備することや注意点をまとめました。
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赤ちゃんは家庭用プールにいつから入れる?
赤ちゃんのプールデビューは、しっかりとお座りが出来るようになってからが安心です。
あかちゃんの成長にもよりますが、目安としては、7ヶ月以降ですね。
お水の中では、赤ちゃんの姿勢が不安定になります。水の中にお尻が滑って、思わぬ事故に繋がる場合があります。
それ以前に、赤ちゃんに水遊びをさせてあげたい時は、ベビーバスにネットをはり、浴室で沐浴させる事をおすすめします。
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赤ちゃんをプールに入れる時の準備と注意点
赤ちゃんをプールデビューさせる時の準備や、注意することをまとめて、紹介します。
プールに水を入れる前の準備
ベランダに、ビニールプールを置く場合は、下の階の洗濯物に水がかかって、迷惑がかからない位置か、確認しましょう。
事前に、下の階の人に、暑い日にはベランダで水遊びをさせる事を伝えておくと、更に安心ですね。
プールの下が、コンクリートやごつごつした石がある時は、プールの下に厚手のマットやダンボールを敷きます。
プールの底に、クッション性のあるマットを敷くことで、滑った時に床に頭をぶつけて怪我をしたり、プールの底が破けて、水が漏れてしまうことを防ぐことが出来ます。
プールに入れる時の水温と水の量
プールの水の温度は、25度以上が必要です。
事前にプールに水を入れて、日光に当て、25度以上のひなた水が適しています。
水の量は、多すぎると、赤ちゃんのお尻が浮いてしまい、安定しません。
数センチから、多くても10cm以下にします。
赤ちゃんをプールに入れると、赤ちゃんは大人以上に体温が下がります。
プールから出た後に、体を温められるように、事前にお風呂を沸かしておくと安心ですね。
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プールに入る前の体調管理
食事や授乳後、30分以上時間をあけてから、プールに入るようにします。
入る前には、必ず体調管理をします。
- 赤ちゃんの顔色はよいか
- 熱がないか
- 機嫌が悪くないか
- 食欲はいつもどおりあるか
赤ちゃんの水遊びは、想像以上に赤ちゃんの体力を消耗させます。
入る前に体調を観察して、少しでも、いつもと違う症状があれば、プールに入れることは、控えた方が安心ですね。
プールに入っている時間と紫外線
初めてプールに入れる時は、5分程度で水につかったら、赤ちゃんの体温が下がりすぎていないか確認しましょう。
赤ちゃんの上半身に触れてみて、冷たくなっていたり、唇の色が悪くなっていたら、すぐにプールから出して、体を温めてあげてください。
体温に異常がなくても、15分ほど水に入ったら、10分程度の休憩をさせるようにします。
プールに入っていると、体温が下がりやすいのですが、皮膚からどんどん水分が蒸発しています。
こまめに水分補給をして、脱水症状を起こさないように注意が必要です。
また、直射日光にあたらないように、パラソルや日傘で、赤ちゃんが日陰になるように工夫して下さい。
ベビー用の日焼けクリームなどを使ったり、UV加工のラッシュガードなどで、日焼け対策も必要です。
赤ちゃんの日焼け止めについてはこちらで紹介しています。
プールから出たあとの注意
プールから出たら、すぐに温かいお風呂に入れるか、体をよく拭いて、洋服を着せるなど、体温が下がり過ぎないように配慮して下さい。
また、少しでも日焼けをしているようなら、保湿したり日焼け部分を冷やすなどの、ケアをして下さい。
水の中に入ったり、外で過ごすことで、赤ちゃんの体力はかなら消耗しています。
プールの後は、お昼寝をさせるなどして、ゆっくり休ませるようにしましょう。
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プールに入る時の赤ちゃんのおむつはどうする?
お友達と一緒に水遊びをする時は、水遊び用パンツや水遊び用おむつを履かせるのが、マナーですよね。
しかし、これはウンチが流れ出ないようにするだけで、オシッコはパンツの外に出てしまうんです。
水遊び用パンツを履いているから、衛生的という訳ではありません。
自宅で、水遊びをするなら、オシッコが出たタイミングでプールに入れて、プールの中でオシッコやウンチをしてしまったら、プールを終了にする。
赤ちゃんをプールから出し、温かいシャワーで体を流すようにした方が衛星的ですよね。
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赤ちゃんをプールに入れる時に絶対に守って欲しいこと
赤ちゃんが水遊びをしている時は、絶対に赤ちゃんから目を離さないで下さいね。
赤ちゃんのお尻が滑って、顔が水の中に入ってしまえば、ほんの数センチの水でも、赤ちゃんは溺れてしまいます。
ほんの少しの時間でも、お母さんがその場を離れる時は、赤ちゃんを水から出してあげて下さい。
一瞬の隙が、大きな事故に繋がる可能性があります。赤ちゃんを水の事故から守ってあげてくださいね。
夏の暑い時は、赤ちゃんに水遊びをさせることで、あせも対策にもなります。水遊びは、体力を使うので、赤ちゃんもぐっすり眠るようになりますよね。
暑い夏、赤ちゃんと楽しく水遊びをして、少しでも涼しく夏を乗り切りましょう!
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